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Black magic woman じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/09/20

今週は、小太りじいさんからのリクエストで、サンタナのブラックマジックウーマンをご紹介します。

ラテンロック、ブルースのバンド、サンタナのリーダーでギタリストのカルロス・サンタナは、メキシコ出身で15歳でアメリカに移民しました。その後はカリフォルニア州サンフランシスコで活動しています。サンフランシスコのヒッピー文化などにも影響を受けたそうです。泣きのギターが有名ですね。ブラックマジックウーマンもこれでもか!ってくらい泣いてます。サンタナは一時期ヤマハのSGシリーズで仏様の絵がボディに描かれたブッダというシグネチャーモデルのギターを使用していました。ギターコレクターのボクはちょっと欲しいモデルでした。

トランプ大統領の時代に違法移民が問題になったことを覚えている方が多いと思いますが、サンタナ自身は合法な移民ですが、彼は違法移民の人権についても尊重されるべきとの立場を表明しています。

ブラックマジックウーマンは、サンタナのセカンド・アルバム『天の守護神』に収録されています。このアルバムはアルバム・チャートで6週間1位の大ヒット作です。ギタリストのバンドなので、歌は短いです。

というまぁ大人な女の人にはまってしまったという歌なのですが、これがラテンのリズムでなのでなんか不思議と色っぽく仕上がっていると思います。このブラックマジックウーマンは、黒魔術の女という意味で、まぁ性悪女ということなんでしょうが、なんかラテンアメリカ人のボンキュッボンのボディコンお姉さんを思わせます。

というわけで、時間が余っちゃうので、以前の宿題の回答をしますね。

君が代の英語版はないのか?という質問がありましたよね?

実はあるんです….ちょっと主旨が違う英語の歌詞バージョンを左翼の人というか、反日の人が作ってます。あの、学校行事での君が代斉唱反対派の人たちです。君が代は天皇の世が永遠なれという内容の歌詞で、英国、オランダ、タイなど君主制、要するに王国、王様のいる国の国歌では概ね内容は同じで、王様の統治の繫栄する世界が長く続きますようにというのが大体の国の国家の内容です。

君が代もまぁそんな内容で、♪千代に八千代にさざれ石の巌となりて、こけのむすまで ですから、小さな石が年月を経て大きな岩になり、苔が生えるくらい長い間天皇の時代が続きますように という歌ですよね。なんでそれが気に食わないのかわからないんですが、気に食わない人がいるんでしょうね。卒業式などの行事で立って歌わないと怒られたりしたときに、口は動いてるんだけど全然真逆の内容の英語の歌詞というのが作られました。母音を原曲と合わせた歌詞で作っているのでぱっと見ではわからないようになっているって仕組みです。「君が代 Kiss me girl」で検索すると歌詞が出てくると思います。

君主制の対になるのが共和制です。王様がいなくて大統領とか、選挙で首長が決まる国です。アメリカとかフランスとかです。実は首相の方が政治の中心であるドイツにも大統領がいます。

共和制は独立戦争や革命によって植民地や王様の支配からの解放を勝ち取るわけで、大体戦争の歌なんです。

君主国の国歌が、割とメローな国家観の歌なのに対し、共和制の国歌は直截的で勇ましい歌なのはそういう経緯があるからなんです。歌詞にしても、アメリカの国歌「星条旗」なんかロケットが空を飛んでたり爆弾が爆発したりする内容ですし、フランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」なんか王様の血に染まった旗とか、武器を持て!とか、相当物騒な内容です。

そして、歌詞のない国歌というのもあります。スペインの国歌には過去には歌詞があったこともあったそうですが、今はないんだそうです。

世界は広いですねぇ。

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