オリンピック終わっちゃいましたね。みなさんは見ましたか?さて今回は某ビールメーカーがオリンピック期間中ずっと流していたCMに使われていた曲で、This is meをご紹介します。
この曲は、映画『グレイテスト・ショーマン』でサーカスの団員の一人役のキアラ・セトルが歌う曲です。キアラはミュージカルなどを中心に活躍するハワイ出身の歌手・女優で、映画では熊女役を熱演しています。映画は、ある男がさまざまな個性を持つ人々(昔でいうキテレツ人間)と、唯一無二のショーを作っていく物語なのですが、その中で、ひげを生えた熊女、レティ・ルッソが本当の自分を、勇気を出して「これが私よ!」と心の底から絞り出すように歌う曲です。キアラは「このキャラクターを演じる限り、強い人間にならなくてはと思ったけれど、私はそんなに強くない。だから、若い女の子たちがこの曲を歌ってSNSにアップしてくれているのを見ると、とても嬉しいんです。私が自分自身を信じられないときでさえ、彼女たちは私を信じてくれている。そのことに毎日感謝しています。この曲の歌詞にもう1度耳を傾けなければという気持ちにさせられるわ」とインタビューで言っています。自分自身を信じて目標に向かって今まで努力してきた成果である最高の自分を世界に向かって「私を見て!This is ME!」というオリンピックにふさわしい曲だと思います。
とても勇気を与えてくれる内容だと思いませんか?ボクはこういうレリゴー系の歌詞の歌が大好きなんですけど、This is ME! これが私よ、なんか文句あっか?という力強い歌は大好物です。 オリンピックでは、日本は史上最多の27個の金メダルを含む58個のメダルを獲得しましたね。 メダリストも、メダルに届かなかったアスリートも、全力で戦う姿には心を動かされましたよね。 オリンピック13年ぶりの2連覇のソフトボールの上野投手、大躍進の女子バスケットボール、悲願の金メダルの野球、悲願の打倒中国を達成の卓球、貫禄の柔道などすごかったですけど、 一方で期待されていたけれどメダルに届かなかった選手もいましたね。 白血病を克服してカムバックした池江璃花子選手。一度は諦めかけながらも、夢を捨てきれず努力した結果です。そして、彼女の目はもう次のパリに向いています。サッカーの久保選手は3位決定戦終了後大号泣でした。久保は20歳ですから、パリ世代でもあるんですね。きっと雪辱を誓っていると思います。
さて、多くの感動をくれたオリンピックですが、その感動をエネルギーに、ボクたちもボクたちなりのオリンピックで輝いて、胸を張ってThis is ME!と一人一人が言えることをボクは願っています。 柔道の大野選手は金メダル獲得後のインタビューで、「自分が何者かを確かめ、証明するための戦いができた」と語っています。This is ME!ですね。