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Everybody’s talkin’ じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/11/22

今週はニルソンことハリー・ニルソンの「噂の男」、原題はEverybody’s talkin’です。

1969年の映画「真夜中のカウボーイ」の主題歌として大ヒットした曲で、グラミー賞の「男性ボーカル最優秀賞」を受賞しました。日本では1977年にキリンライトビールのCMに使われた曲です。日本で発売されたシングルのジャケットにはちゃんとキリンライトが写ってますw

ハリーはニューヨーク市ブルックリン地区出身。ビートルズと親交深く、ビートルズのメンバーとして、ポールではなくニールとの声もあったなんてエピソードもある人です。甘く哀愁のこもった歌声で、「七色の声を持つヴォーカリスト」と評されました。

彼は学校を卒業すると、まずは銀行員として働きました。60年代初めころから、働きながらソングライターとして音楽活動をしていたんですね。そして64年、自身で歌うことも始めたんです。銀行ではコンピューター部門の主任にまでなったそうです。銀行員の仕事との兼ね合いでライブ巡業は一切やらない主義で、その反動なのか、スタジオレコーディングでは凝り性な面が出ています。言ってみればニューヨークの小椋佳です。

60年代らしいさわやかな曲ですよねぇ。

さて、いつもなら真夜中のカウボーイの話題に行くはずなんですが、実はボクはこの映画を見てません。

今週の木曜日は以前お話した感謝祭です。日本でも明日、23日が新嘗祭ですね。日本書紀にも登場するほど古くから行われてきた行事で、全国各地の神社で祝われています。本来は宮中の祭祀で。天皇陛下が天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめ八百万の神々にその年の新米をすすめ、めぐみに感謝し、自らも一緒にお召し上がりになる…というものです。

アメリカでは、11月の第四木曜日が感謝祭です。欧米のほかの宗教の祝日、つまりキリスト教の祝日と違い、感謝祭は宗教的ではあるのですが、アメリカとカナダだけのお祝いです。イギリスからの移民ピルグリムファーザーズがアメリカに到着した当初、食料が少なかったことから、収穫を神に感謝したのが始まりです。

そんなこととは露知らず、イギリスの友人に「ハッピーサンクスギビング!」ってお祝いの電話をしたら、「それ、お前らだけだから」と冷たくあしらわれたのはいい思い出ですw

クリスマスのセールの始まりであるブラックフライデーは感謝祭の翌日です。

そして、いよいよクリスマスですね。アドベントと言って、「クリスマスが待ち遠しいなぁ」の期間が始まります。あの小さい窓のお菓子を毎日一つづつ開けていくカレンダーが始まります。

そしてニューヨークでは、感謝祭の翌週の水曜日に、ロックフェラーセンターのスケートリンクの前の大きなクリスマスツリーの点灯が行われます。

前橋ではフラワーパークのイルミネーションとか、駅前の通りのイルミネーションとかがきれいになる時期ですね。楽しみですねぇ

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