今週は、キム・ワイルドのKeep me hanging on(キープ・ミー・ハンギング・オン)をお届けします。
キム・ワイルドはイギリス、ロンドンの郊外出身の歌手です。お父さんは歌手のマーティー・ワイルド、弟のリッキー・ワイルドも歌手です。みんなワイルドと名乗っているのですが、本名はスミスですwアー写はちょっとふくよかな研ナオコです。
1980年にデビュー、一風堂の土屋昌巳プロデュースの曲でカルピスのCMの歌になったこともあるので覚えている人もいるのではないでしょうか。80年代のテクノポップの代表的シンガーの一人ですね。よくディスコでかかってましたね。
今日の曲は1966年のシュープリームスが発表した曲をキムが1986年にカバーしたテクノポップバージョンです。全英2位、全米1位のヒットとなりました。
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もう私を自由にしてよ、ベイビー
私の人生に関わらないでって言ってるの
だって本当は私のことを愛してないんでしょ?
思わせぶりをしてるだけなんでしょ?
私のことなんか必要じゃない
なのに中途半端に私をつなぎ止めないでよ
なんでいつまでも私の周りをうろつくの?
私の心を弄(もてあそ)ぶのよ?
もう私のことはほっといてよ
私だって新しい恋を見つけるんだから
あなたのことを過去のことにしたいの
あなたにとっての私のように
「別れても友達だ」ですって?
なんでそんなことが言えるのよ?どうやって友達になれって言うの?
あなたを見ると今でも心が痛むっていうのに….
「今でも大切だよ」なんて言わないで
あなたの心は離れていってしまったくせに
私をつなぎ止めておくなんてズルいわ
あなたに私は必要ないんでしょ?
だったら私もほかの人のところに行くわ
うじうじしてないで、私を自由にしてよ
私のことなんかもうこれっぽっちも気にしてないくせに
早くどこかに行っちゃってよ
私は一人で大丈夫よ
もうほっといてよ!
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彼のことがまだ好きなんですかね?ボクには全く想像がつきません。彼からするとキープちゃんということなのでしょうけど、キープちゃんにこんな重いことを言われたら「じゃいらね」ってなるんじゃないですかね?
めんどくせー女だなぁというくらいしかコメントが思いつきません。
まぁでも40過ぎたらみんな友達になれますよ。ボク今は数多の元カノとも友達ですから。
タイトルにもあるハングという単語ですが、ハングは、ハンガーのハングで、ぶら下がるという意味です。ハングオン○○で、○○にぶら下がるという意味です。鉄棒ぶら下がり競争をイメージしてください。ぶら下がるとは「がんばる」、「踏ん張る」という意味にも使えるんですね。
頑張るにはいろいろな表現があるんですが、似た表現でホールドオンというのもあります。
ちなみに、このハングとホールドは電話をするときにも使います。固定電話のときは少なくとも使ってました。ホールドオン、ハングオンは電話口で待つことです。電話を切るときはハングアップと言います。ホールドアップとは言いません。ホールドアップは強盗が手を上げろって言うときの言葉です。
電話を切るのをなんでハングアップって言うかというと、昔の固定電話はキッチンの壁に掛かってることが多かったことから、壁にぶら下げる、ハングアップすることがつまり電話を切るという意味になったんですね。