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2022/01/03 ♯50 2022-01 じょーじ船瀬のどゆ意味このソング   Sailing

みなさん、あけましておめでとうございます。2022年もよろしくお願いします。

さて今日は2022年第一回目です。ロッド・スチュワートのセイリングをお届けします。

ロッド・スチュワートはスコットランド系イギリス人です。ツイスト当時の世良公則のツンツン頭はロッド・スチュワートの真似ではないかと噂されましたよね。ロッド・スチュワートはサッカー好きで有名です。ミュージシャンになる前は3部リーグのプロテストを受けたこともあったり、ロンドンの西部のクラブチームでプレイしたこともあるそうで、ライブでは客席に向けてサッカーボールをシュートするパフォーマンスが恒例です。

音楽のキャリアとしては1960年代後半からジェフベックグループやフェイシズを経由してソロになりました。全米No.1アルバム4枚で、爵位も授与されたトップミュージシャンです。ハスキーボイスが癖になります。セイリングはそんなロッド・スチュワートの1975年のアルバム、「アトランティック・クロッシング」に収録され全英1位を獲得しました。「アトランティック」とは大西洋のことで、「クロッシング」は渡るという意味ですから、これはイギリスからアメリカに渡るという意味です。実際このときロッドはイギリスからアメリカに移住しているんです。そんなタイミングでリリースされたアルバムのラストを締めくくるバラードです。彼の気持ちを表している曲だと思います。

自由の国、アメリカへの希望とかもあったんですかねぇ?

世良公則のほかにもロッド・スチュワートは日本のミュージシャンにもいろいろな影響を与えています。

沢田研二がローリング・ストーンズのミック・ジャガーに傾倒していたことから、西城秀樹はその向こうを張ってロッド・スチュワートに行きました。ロッドのライブでのマイクスタンドを振り上げるパフォーマンスを見て、「薔薇の鎖」でのマイクスタンドを蹴り上げるアクションを始めたんだそうです。

そして沢田研二は、「ホット・レッグス」や「アイム・セクシー」の日本語版をカバーしていました。

そしてサッカーです。この曲は、Jリーグ開幕当初からの浦和レッドダイヤモンズのオフィシャルサポーターソング、「We are Diamonds」の原曲です。♪I am sailing~ってところを♪We are Diamonds~って唄うんです。その縁でレッズに招待されて来日ツアー中のロッドがリーグ開幕戦の埼玉スタジアム2002を訪れたことがあります。埼玉スーパーアリーナでのライブ当日ということでスタジアムでの歌唱はなかったのですが、映像メッセージを送りました。浦和レッズのホームページにその時の記録が残っています。

ということで、今年もいろいろな曲を和訳して脱線していきたいと思います。みなさんよろしくお願いしますね。

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