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We didn’t start the fire じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/04/19

今回はハートにファイア(原題:  We didn’t start the fire)のリクエストです。この曲は1989年のアルバム「ストームフロント」から最初にシングルカットされた曲です。とても問題作でして、ニューヨークのご当地歌手、永遠の不良中年ビリージョエルには金八先生としての顔をご紹介します。

ビリーはニューヨーク郊外 ロングアイランドの高校を卒業するとき、「俺は卒業したらマンハッタンに行く!しかし金を払ってコロンビア大学になんて行く気はない。俺はコロンビアレコードと契約して金を稼ぐんだ!」と宣言したそうです。

ロングアイランドは日本で言うと熊谷か本庄くらいの感覚ですかね。

東京に通えないことはないけど毎日はちょっときつい距離です。

マンハッタンは言わずと知れたニューヨークの中心部で、東京23区です。

コロンビア大学はマンハッタン島北部のハーレム地区にキャンパスがあり、オバマ元大統領はじめ多くの著名人を輩出したアイビーリーグの名門です。宇多田ヒカルが通い、野村サッチーが卒業したと詐称したことでも有名ですね。

そしてコロンビアレコードは大手レコードレーベルです。名だたるアーティストが所属していて、もちろんビリーも所属しています。

勉強はあまり好きではなかったビリーですが、ジョンレノンの息子たちと会話していると、彼らが歴史を知らないことに驚いたのだそうです。50年代のことを知らないことに危機感を覚えて、今の若者に歴史を教えなければ!と、ビリー金八ジョエル先生が作ったのがこの曲です。

普段はメロ先、メロディ先行で曲を作るビリーですが、この曲が歌詞先行で作られました。

歌詞と言っても、文章にはなってるところが少なくて、ほとんどは近代アメリカ史、50年代以降の出来事、有名人、映画などをただただひたすら羅列しているという画期的な歌なんです。

どれだけ聞き取れるか、まず曲を聴いてみてくださいw

ヒントとして、日本の発音と違うのを一部あげおきます。

パンムンジョムは朝鮮半島の板門店のことです。

キャッチャー・イン・ザ・ライはライ麦畑でつかまえて

バクシーンはワクチン

クルシュチョフは旧ソ連(ロシア)のフルシチョフ書記長

ゾウエンライは中国のナンバー2、周恩来首相

トラブル・イン・ザ・スエズはスエズ危機、第二次中東戦争です

ブリッジ・オン・ザ・リバー・クウェイがクワイ川にかかる橋です。タイですね。

ハリー・トゥルーマン、ジョー・ディマジオ、リチャード・ニクソン、マリリン・モンロー、ロックフェラー、アインシュタイン、ジェイムス・ディーン、ピーター・パン、エルビス・プレスリー、ディズニーランド、などなど、聞き取れた単語多いんじゃないですか?

金八先生ですが、ちょっと芸能・スポーツ寄りではありますwビリーは勉強嫌いだしw

近代アメリカ史というと朝鮮戦争、ベトナム戦争は大きな出来事ですし、ソ連との冷戦の世界でした。

戦争関連の言葉がちりばめられています。

それと芸能音楽スポーツ関連の単語が多いですね。

50年代はこれだけじゃないだろうよ、とちょっと思ったりして。

ボクの大学では、学部の必修科目にアメリカ史があったんですね。1982年に大学に入学したのでアメリカ史って1776年のアメリカ独立から200年ちょっとしかないわけです。だからそりゃもう細かく細かく授業をやるんですよ。

授業の講座は、なんとか時代とか中世ヨーロッパとか何百年のスパンで分けられて無くて、17世紀中期のアメリカ史とか、南北戦争とか、まぁピンポイントで来るわけです。「何年に何があった」じゃなくて、「何年何月何日に何があった」、「リンカーンが何をした」で終わらず、「ちなみにそのとき副大統領のなんとかがどうした」とか「ちょうどそのときかんとかはどうした」とか、まぁ重箱の隅をつっつくわ、脱線するわなんです。200年しかないからどうしても細かくなっちゃうんでしょうね。

多分ボクの脱線癖はこのときの後遺症です。

ボクは17世紀中盤のアメリカって授業を取って死んだんですけど、ビリパチ先生の講義があったらそっちを取りたかったですよ、ホントもう。

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