今日はQueen of Disco、ドナ・サマーの1979年のヒット曲Hot Stuffを紹介します。1971年アルバムデビューのドナ・サマーは、ビージーズやEarth Wind & Fireなどとともに当時ディスコミュージックの一時代を築きました。この曲はビルボードのホット100の1位にも輝いた曲ですが、曲中にはドゥービーズやスティーリー・ダンでギタリストを務めたスカンク・バクスターのギターソロも入っていて、ロックフレーバーも感じられる名曲です。
ディスコブームが下火になったのとともに一時低迷しましたが、2008年に久々にニューアルバムを発表するとそこから4曲連続でビルボードのダンス・チャートで1位を記録するなど、通算ではビルボードの各シングル・チャートにおける通算22曲目の1位を獲得しました。
日本では西城秀樹やピンクレディがこの曲をカバーしたほか、最近では「有吉の壁」の効果音楽としてこの曲のイントロが使われていますから、聞き覚えがある人も多いんじゃないでしょうか。
歌の中に、何人にも電話したってところがありますけど、1979年当時の電話ですから着信履歴なんて残ってないんです。もちろん携帯ではなく家電(いえでん)です。留守電もそんなに普及してなかった時代ですから、相手が出なければそれまでです。
訳には入れなかったんですけど、歌詞では「壁にかかってる電話」って出てくるんです。昔のアメリカのドラマでよく見かけるんですが、アメリカの家電(家電)はキッチンの壁にかかってて、コードがビヨーーーンって長いのが定番でした。コードレスが普及したのは80年代後半くらいだったように記憶しています。
壁にかかってる電話で男漁りしてる図、しかも空振りばかりというのを想像するとちょっと笑っちゃいませんか？そんなに切羽詰まってんの？とw
今なら携帯だったりSNSだったりでもっと簡単に連絡できますよね。昔は大変だったんだなぁと思い出しました。あれ？これって昭和？