ビートルズの曲はもうどれを選んだらいいかわからないくらい有名な曲がたくさんありますよね
ボクの個人的な趣味では、大学院の経済学の授業での教授の「ビートルズは間違っている。経済学において、愛はお金で買えるのである」という言葉が衝撃的すぎたので、Can’t buy me loveを一押しにしたいところなのですが、話が長くなるのでまたの機会にするとして、今回はLet it beを選びました
Let it beとは、直訳すると「そのままでいい」とか「ありのままでいい」とかという意味です
アナ雪のlet it go!は隠していた本当の自分を解き放つという意味でgoだったんですけど、こちらはすでに自然体として出てるからbeなんですね
この曲はマリア様が降臨してくる歌詞からも感じ取れるように、割と宗教色が強い曲と言えると思います
ありのままでいい、流れに身を任せないという訳が一般的ですが、それは、何もせずボーっとしていていいんだよという意味ではないと思うんですね
むしろ、一生懸命がんばっているけれど、それでもすぐに結果が出るわけではない
なんだか心が折れてしまいそう
そんな自分に、「キミは間違ってないんだよ、今のままでいいんだよ
今はつらいことが多いけれど、きっと明るい未来が待っているから
大丈夫」と励ましているんだと思うんですよ
この曲は色々な意味に解釈できる歌詞なので、みなさん自身の境遇に置き換えて考えられる曲だと思うんです
マリア様がわざわざ下りてきて御言葉をさずけてくださっているわけですから、堕落のススメであるはずはないんですね
大きな世界の流れの中には身を任せ、だからと言って努力したり悩んだりせず、何もかも他人任せなさいと言ってるわけではないんだと思うんですね
自分を信じて自分自身をしっかり持って進みなさい
結果は神に委ねればいい という歌だとボクは解釈しています
相変わらずコロナは留まるところを知らず、もうすぐ1年になりますけど、きっと私たちはコロナを克服できると信じて、一人一人が諦めずできることをしっかりしましょうという励ましの歌なのだと思います
ぼくはつい最近ちょっとしたピンチに陥ったのですけど、もうそのときは「なるようにしかならない」とまさにLet it beな気分でした