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Suddenly I see じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/08/30

今日は時間の国のプラダを着たアリスさんからのリクエストで、KTタンストールのSuddenly I seeです。KTは、スコットランドはゴルフの全英オープンでおなじみのゴルフの聖地セントアンドリュースの生まれで、高校時代はアメリカの全寮制のボーディングスクールで過ごしました。ロンドン大学の中でも名門の一つであるロイアルホロウェイを卒業しています。相当毛並みのいい人ですね。

そしてご紹介する曲は、メリルストリープとアンハサウェイの映画、「プラダを着た悪魔」のオープニングに使われた曲です。

舞台となる雑誌「ランウェイ」の編集局があるのはマンハッタンの中心であるロックフェラーセンターの向かいのマグローヒルビル。マグローヒルは言わずと知れた世界屈指の出版社です。その本社ビルで撮影したんですね。

2006年の映画なので、メリルストリープ演じるなかなか強烈な上司が話題になりましたけれど、昭和時代を考えるとあの程度のとんでも上司はいくらでもいたような気がします。

世界の頂点を目指して目をぎらつかせた人たちが集う街、ニューヨークの中でもひと際華やかなファッション業界のストーリーです。

上昇志向が恐ろしく強い人たちが集まる街を描いたこの映画。ゾクゾクしますよねぇ。そんな街に野心満々で上京してきたアンハサウェイ。原作ではアイビーリーグ卒、映画ではシカゴの名門大学を卒業してニューヨークに来るわけですけれど、そういう若手はみんなこの手で世界の頂点を目指してやるって思って来るんです。ボクそういう上昇志向が大好きでして。

そんな若者を迎え撃つのがプラダを着た悪魔、メリルストリープ編集長なわけです。彼女は既に世界の頂点に君臨しています。仕事はすごいんですけど、色々とお世話するのがめんどくさい上司なんですね。そのアシスタントにアンハサウェイがなってこき使われるわけですけど、自分の夢に向かって、歯を食いしばって雑用からたたき上げるという物語です。成功したら上司のお手柄、失敗したら部下の責任、理不尽ではあるんですけど、世界の頂点を極めようと思ったらそれはきれいごとじゃないんですよ。頭がいいだけで勝てるような簡単な戦いではありません。自分が持てるすべての力を使った総力戦です。

若い時は気づかないんですけど、こういう下積みって後で役に立つとボクは思います。

プラダを着たアリスさんはメリルストリープとアンハサウェイのどちらに感情移入してこの映画を見ているんでしょうかね?

ボクのいた銀行の米州本部はあの舞台のビルの隣にあります。とても親しみのある街並みを見ることができる映画なんですね。ボクもかつてはそんなところで戦ってたこともあります。あの頃は毎日死ぬほど大変だったけれど、とても充実して楽しい時間だったなぁと今でもなつかしく思い出します。

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