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Thriller じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/11/01

今週は昨日がハロウィーンだったことにちなんで、マイケルジャクソンのスリラーをご紹介します。

1969年に兄弟で結成したボーカルグループ「ジャクソン5」でリードボーカルとして11歳でメジャーデビュー。ジャクソンファミリーは10人兄弟で5人以外の兄弟姉妹も歌手をやってます。マイケルはアイドルグループの末っ子メンバーとして歌手生活をスタートしていました。日本のフィンガー5晃の元祖みたいなものすね。サングラスはかけてませんでしたけど

その後21歳でソロデビューしました。70年代のディスコブームに乗ってオフザウォールや今夜はドントストップといったヒットを飛ばしました。

そしてスリラーです。1982年12月リリースのこのアルバムは「史上最も売れたアルバム」としてギネス記録になっていて、収録曲9曲のうち7曲がシングルカット、その全曲が全米チャートでトップ10入りするという売れっぷりでした。アルバムタイトル曲だったのですが、満を持してのシングルカットは最後の7曲目として2年後になされました。MTVの開局によってミュージックビデオの時代になっていた当時、ミニドラマ風のMVは、彼女とホラー映画を見に行って映画の中のマイケルは狼男になっちゃって、現実のマイケルはゾンビになってみんなで踊っちゃうというストーリーなんですが、13分34秒の大作でした。ボクは当時アメリカで大学生をしていて、つまりずっとMTVを掛けっぱなしにしていたということなんですが、リリース前からマイケルジャクソンがすごいMVを出すぞ、出すぞって散々宣伝していたのを覚えています。

ハロウィーンはアイルランドのお盆だというのは以前お話しました。霊に連れていかれないように仮装するというのが始まりです。日本ではなかなか手に入らないのですが、カボチャをくり抜いてジャック・オー・ランターンを飾ります。凝り性のボクは、毎年、魔女がぐつぐつ魔法のスープを煮ている絵とか、母校のキャンパスの絵とか、割とオリジナルなランタンを作っていました。

そして仮装ですが、ここ10年くらい、ボクは死神の仮装をしています。10年ほど前、ちょうどハロウィーンのときにニューヨークに出張してまして、せっかくだからとグリニッジビレッジの仮装行列に参加したんですね。そのときすごく凝った衣装の人に出会いまして、以来毎年死神の衣装を少しづつアップグレードしてるんです。目を光らせたり、鎌に鎖をつけたり、なかなかのクオリティになりました。ボクの東京の家は六本木の交差点のすぐ近くなので、その辺をうろうろするんですが、ハロウィーンの夜は一年に一度だけ、みんなからチヤホヤされて一緒に写真を撮ってくれと頼まれる楽しい夜です。

ハロウィーンを色で例えると、黒と(西洋)カボチャのオレンジなんですが、11月に入るとアメリカは今度は収穫を表すオレンジと緑色の装飾に変わります。サンクスギビング=感謝祭、収穫祭の季節になります。日本で言うと新嘗祭です。そしてサンクスギビングの次の金曜日が大セールのブラックフライデーなんですね。ここ数年日本でもブラックフライデーという言葉を目にするようになりましたけど、新嘗祭を祝いもせずにブラックフライデーはいかがなものかとちょっと思ったりします。

そして12月はいよいよクリスマスで、柊(ひいらぎ)やサンタクロースの緑と赤になるわけです。こんな風に街の色が徐々に変化していくのを見るのも秋からに冬にかけての楽しみですね。

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