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September じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/12/06

今週はアース・ウィンド・アンド・ファイアのセプテンバーです。

アース・ウィンド・アンド・ファイアはその母体となるバンドが1969年にシカゴで結成されました。。リーダーのモーリス・ホワイトの占いでは土と空気と火の3要素があることにちなんで、Earth, Wind & Fireをバンドの名前にしたそうです。

中心人物はモーリス・ホワイトとフィリップ・ベイリーのツインボーカルでした。モーリスは、晩年病気に苦しみましたが、日本ではDREAMS COME TRUEの中村正人からは「僕の音楽の父(いや、神様)」と崇拝されていて、レコーディングにモーリスがバックボーカルで参加しました。一方のフィリップの方はというと、アース・ウィンド・アンド・ファイア活動休止後、ジェネシスのフィル・コリンズとのデュエット曲、イージーラバーを大ヒットさせました。

今回の曲セプテンバーは1979年にリリースされたアース・ウィンド・アンド・ファイアの代表曲の一つです。この曲はプロ野球やJリーガーの複数の選手の応援ソングにもなっているほか、映画ナイトミュージアムのエンディングや、テレビゲームでも使用されているそうです。

さて、またまた苦手なラブソングですので、今日はカレンダーの話に逃げますね。

みなさん暦は当たり前のように12か月ですよね。英語ではJanuaryからDecemberまであります。今日の曲は9月でSeptemberです。

….なんですが、ちょっと待ってください。かつて暦は10か月だったことを知ってますか?その名残がSeptemberにはあるんです。

英語の月の名前の由来を見ていくと、1月のJanuaryはローマ神話の「始まりの神」ヤヌス。ヤヌスの鏡のヤヌスに由来します。2月Februaryはラテン語の「浄化」が語源で、太陰暦で2月の満月に行う儀式に由来します。3月Marchは戦争の神である火星Marsに由来します。

4月、Aprilは「始まり」を意味し、5月Mayは「恵み」、6月Juneは「若い命」みたいな意味があるんですね。

7、8は一旦飛ばして、9月から12月ですが、Septemberはラテン語で7、セブンと同じ語源、

Octoberはタコのオクトパスと同じ語源でラテン語の8、

Novemberはナインと同じ語源のラテン語で9、

Decemberは1リットルの10分の1を意味するデシリットルと同じ語源でディセは10を意味するラテン語なんです。

ここで、あれ?2つづつズレてることに気づきますよね。ボクの高校の教科書では、もともと10か月であった太陰暦に、ローマ帝国のジュリアスシーザーとアウグストゥヌスが自分たちの名前も暦に入れたいと希望して、7月のJulyと8月のAugustを割り込ませたためSeptember以降がズレたと習った記憶があるのですが、改めて調べてみると、現在の暦が確立したのはローマ時代ではあるのですが、新しく足されたのはJanuaryとFebruaryと書いてありましたので、そっちが正しいんでしょう。塾で子供たちに常々言っているんですが、英単語を覚えるときは語源も調べると面白い発見があるんですよ。

さて、寒くなってきていよいよ冬ですね。これからはクリスマスにまっしぐらです。

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