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Living with a hernia じょーじ船瀬のどゆ意味このソング? 2021/12/13

今週はジェームス・ブラウンのリビング・イン・アメリカの替え歌、アル・ヤンコビックのリビング・ウィズ・ア・ヘルニアです。

アル・ヤンコビック、アメリカではパロディソングを歌うときは”ウィアード・アル”ヤンコビックと名乗っています。カリフォルニア州ロスアンジェルス郊外出身のコメディアン、パロディ歌手です。パロディ歌手なのにグラミー賞を4回取ってますw

日本で言えば嘉門達夫が紅白出場みたいな感じですかね。マキタスポーツとか、AMEMIYA、はなわ系の人です。

ロスアンゼルス出身、1979年にザ・ナックのマイ・シャローナの替え歌、マイ・ボローニャを自主制作したのを皮切りに、68曲の替え歌パロディソングを含む14のアルバムを出してるっていうからすごいです。ボクも4枚組のパロディソングコンプリートアルバムを持ってますw

今回のリビング・ウィズ・ア・ヘルニアもその一つで、メロディ、ビデオは原曲に忠実に再現していますが、内容は全く関係なくて、ただただ言葉の響きだけが同じです。だから日本語に訳すとまぁ~原曲とは全然違う歌になっています。

マイ・ボローニャの次に有名になったのはマイケルジャクソンのビート・イットの替え歌でイート・イット。「食え!」って意味ですね。ちょうどMTVが出来たのと同時期で、ミュージックビデオが隆盛を極めた時代でした。学生は一日中MTVをかけていた時代に、ビートイットとそっくりのビデオで「Eat it! 食え!」って謳ってました。この曲は日本にプロモーションで来日した際にアル本人がオレたちひょうきん族に出演して、「食え!」って唄ったそうです。後ろでウガンダ・トラがバク食いしてたとか。

マイケル・ジャクソンの曲は他にもバッドの替え歌でファットという歌も作ってるんですが、マイケルからは公認を受けていて、ミュージックビデオでは、マイケルから貰ったTシャツを着ていたりしたそうです。他のミュージシャンからもとても好かれていることが多いみたいです。

ビリー・アイドル、クィーン、シンディ・ローパー、MCハマー、ポリス、マダーナ、エアロスミス、ビリージョエル、みなさんも聞いたことがある曲がきっとあると思いますよ。ビデオの再現性がすごく高いので、原曲と見比べるとおもしろいです。年末年始に時間があったらお薦めです。 パロディソングだけでなく、ポルカの音楽家としても第一人者だそうで、オリジナルのアコーディオンの歌もあったり、パロディ番組を作ったり、かと思うとラップを真似すれば本格的だったり、多才な人です。こんな人生だと楽しいだろうなぁと思います。

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