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2022/02/14 ♯56 2022-07 じょーじ船瀬のどゆ意味このソング   Carnival

今週はカーディガンズのカーニバルをお届けします。

カーディガンズは1992年に結成されたスウェーデンのバンドです。60年代風のポップロックを思わせる曲調でスウィディッシュポップブームの火付け役です。母国以外では日本で真っ先に人気が出ました。1994年『エマーデイル』でレコード・デビュー。このアルバムはスウェーデンの次に日本でリリースされました。そして翌年発表の2作目のアルバム『ライフ』に収録されたこの曲『カーニヴァル』も大ヒットを記録しました。

その後映画『ロミオ+ジュリエット』の中で使われた「ラヴフール」が世界中でヒットしました。みなさんも聞いたら「ああぁ、あれか」となると思いますよ。

一旦活動休止したあと、2012年には再結成し、サマソニにも出演したそうです。

カーニバルは、映画「オースティン・パワーズ」の挿入歌になっておりアメリカでも人気の1曲です。日本ではTOYOTA「プリウス」のCMに使われました。なんとなくドライブ中に聞くと楽しい気分にしてくれるのがカーディガンズの魅力です。

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知らないわよ

だってあなた全然教えてくれないじゃない

ねぇ、こっちに来て 今すぐ私を愛してよ

ねぇってば 聞いてるの?

わたしにはわからないわよ

だって教えてくれないじゃない!

今日カーニバルが私の街に来たのよ (注 カーニバルは移動遊園地)

観覧車の明かりがまぶしく射的場を照らしているの

そして私はここ、ドアの横であなたを待っているの

恋人たちの囁きが耳に触るわ

バレルオルガンの音も 母親たちの噂話の声も

だって私はあなたとそこに行きたいんですもの

二人でメリーゴーランドに乗ってあなたを私だけのものにしたいの

知らないわよ

だってあなた全然教えてくれないじゃない

ねぇ、こっちに来て 今すぐ私を愛してよ

ねぇってば 聞いてるの?

来て! 今すぐ私を愛しなさいよ!

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なんとなくポニーテールのコケティッシュな女性が赤い水玉のワンピースを着ている姿を想像しちゃいます。そんな彼女が片思い以上両想い未満みたいな男性に決め手に欠けるもどかしさを感じています。

舞台は移動遊園地。

ときどき回って来るんですよ。移動遊園地。近所の公園にある日突然現れます。いや、多分事前にお知らせはあるんでしょうけど、ボクは全然気づきませんでした。突然遊園地ができてるんです。どんな感じかっていうと、ルナパークをもうちょっとちゃちゃっと作った感じで、なんて言うか、ある意味スリリングな乗り物が結構あるんです。歌の中にもあるように、結構な大きさの観覧車や子供用のジェットコースター、オクトパスみたいな乗り物など。1954年開園で65年の歴史を誇るルナパークの信頼と比べ、一晩で組み立てられた乗り物ですから、大丈夫なのかなぁと思っていつも見てました。

遊びに行くのはいつも夜だったので、きらきら照明がまぶしいんです。子供を連れて行くんですけど、むしろボクの方がわくわくしちゃったりして、乗り物には怖いから乗らないんですけど、射的関係のゲームでぬいぐるみを取ったり、なかなか楽しかった思い出があります。

まるで60年代の映画の中にいるみたいでした。

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