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2022/07/25 ♯78 2022-29  じょーじ船瀬のどゆ意味このソング   Owner of a lonely heart

今週は、5大プログレバンドの一つ、イエスのOwner of a lonely heartをお届けします。

イエスは、イギリス・ロンドンで結成されたプログレ・バンドなんですが、1969年のデビューアルバム「イエス・ファースト・アルバム」は当時彼らが目指していた、リスナーのみなさんが大好きなサイケ時代のビートルズ、ザ・フー、クリームのようなサイケデリックなサウンドでした。代表作と言われる1971年の「こわれもの」、72年の「危機」、そして今回の曲が入っている83年の「ロンリーハート」などによって2017年にロックの殿堂入りを果たしているのですが、実はイエスはメンバーや音楽性がコロコロ変わるカメレオンのようなバンドで、ファンの入れ替わりも結構あるバンドなんですね。

今日ご紹介するOwner of a lonely heartは、1983年、MTV創世期にリリースの曲です。ボクは大学2年生のころでした。やたらめったらMTVで流れていたのをよく覚えています。

プログレバンドというのは、プログレッシブ・ロックつまり進歩的ロック、前衛ロック、実験的ロックなどと称されるジャンルです。それまでのシングル中心であり、レコードの構成上3分で1曲という時代から、大作・長尺主義傾向にある長時間の曲、アルバムを通してのコンセプトのあったり、まぁ大仰(おおぎょう)な構成の楽曲に移り変わって行く時代を象徴しています。ロンリーハートもその片鱗は垣間見ることができるのですが、イエスの曲の中ではかなりポップなほうです。

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自分で考えて動けよ

お前の人生はお前のモノだ

未来のことなんか心配するな

自分が正しいことを証明すればいいんだよ

行動がお前を定義するんだぜ?

やってみろよ、勝ち負けは二の次だ

自分を見てみな

お前がやってきたことが今のお前を作っているのさ

お前にとってはそれが唯一の道

自分自身を揺さぶってみろよ

お前の行動がお前を定義するんだ

そうやって物語は進んで行くのさ

孤独な心の持ち主

でも折れた心よりは随分ましってもんさ

冒険はしたくないって?

もう十分に傷ついたもんな

でも、ほら、見てみろよ

あの空をはばたく鷲を見てみろよ

あぁやって空を舞うのも、あいつだけの飛び方なんだぜ?

お前、自分を見失ってるんじゃないか?

可愛そうだなんて思われてる場合じゃないぞ

孤独である理由なんてないんだ

自分を見つめ直してみろよ

自信をもってやってみろって

成功したいって思ってみろよ

孤独な心の持ち主

でも折れた心よりは随分ましってもんさ

自分で決めてみろって

自分の欲望に疑問を持っちゃダメだ

飛び立つ前に、確認ばっかりしてるじゃないか!

ビビってんじゃねーよ

遅かれ早かれ結論は出るんだぜ?

決断すれば、きっとドキドキワクワクするさ

まずそこからだよ

言い訳してんじゃないよ

なんとかなるから

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「つべこべ言わずにいいからやってみろよ!」というのがメインのテーマだとは思うんですが、「折れた心より随分ましさ」と訳した部分(much better than a….)は心の中のもう一人の自分のように聞こえます。まだ決心がつかない心の葛藤、躊躇を表現しているのだと思います。

ボクのスタンスとしては、ぐずぐずしてないでいいからやれ!です。

学生時代は年がら年中この曲がかかっていたので、「まだそんなこと言ってんのかよ….意気地のねーやつだな、早くやれよ」とイライラしたものです。

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