今週は、フィル・コリンズのYou’ll be in my heartをお届けします。
フィル・コリンズは、イギリスのロンドン郊外出身のドラマー兼シンガーです。
1970年、雑誌のメンバー募集欄(昔は雑誌の投稿で文通とか彼女募集とか、バンドメンバー募集してましたよね)を見てプログレ・バンドのジェネシスのドラマーに応募し、メンバーになりました。
ジェネシスはシアトリカルなプログレから、フィル・コリンズが入って段々といわゆるスタジアム・ロックに変わって行きました。特にピーター・ゲイブリエル脱退後はフィルがボーカルとなって、大ヒットを連発したバンドです。フィル・コリンズは同時にソロ活動も活発にしています。外見的には100%おっさんで、ちょっとだみ声気味なんですが、いい歌を書くんですよねぇ。
今日の曲は1999年のディズニー映画「ターザン」の主題歌としてアカデミー賞を受賞しました。日本語吹替版ではV6の坂本昌行が歌っています。You’ll be in my heartは、「キミはボクの心の中にいる」という意味です。
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もう泣くなよ
大丈夫
ボクの手をぎゅっと握ってごらん
ボクがキミを守る
どんなことがあっても守る
だから泣き止んでくれよ
とても小さいのにキミはすごく強いよね
ボクはキミを包み込んで暖かく守り続ける
誰にも邪魔はできないさ
ずっと傍にいる
だから泣かないで
キミはボクの心の中にずっといるよ
あの日からずっと永遠に
キミはボクの心の中にいる
誰かに何を言われても
ずっと思っているよ
みんなはわからないんだ
説明できないことは信じようとしないから
ボクらはみんなとも違うけれども
でも奥底ではみんな同じさ
みんなの言うことなんか聞かなくていいよ
みんなに何がわかるって言うんだ?
ボクらはお互いが必要なのさ
みんなにもいつかわかるさ
運命のとき
心を強く持って
もしボクが傍にいなかったときでも
きっといつかわかってもらえるから
がんばろう
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野生でゴリラに育てられたターザンと、学者のジェーンとの間の恋を歌った歌ですね。ターザン、人間の言葉が達者じゃん!とは思いましたが、それ以外なんか、こう、勝手にやってくれというのが正直な感想なんですが….
ディズニーだから世界のディズニーランドのお城の話をしようかと思ったんですが、ロスアンゼルスとパリには眠れる森の美女のオーロラ姫のお城、フロリダと東京のお城はシンデレラ城、香港のお城は去年末に改築されて、ディズニーのお姫様総勢14人のいいとこどりのお城、そして上海は日本ではあまり流行らなかったんですが、「魔法にかけられて」というディズニーミュージカルのジゼル姫のお城だというのは前に書きましたね。ディズニー公式では12人をディズニープリンセスと呼んでいて、ターザンのヒロインであるジェーンはプリンセスには数えられていません。
さて、世界6か所にあるディズニーテーマパークですが、ボクは香港がオススメです。ディズニーランドまでの地下鉄は窓がミッキーのシルエット、つり革もミッキー、車内にはミッキーの銅像という演出がなされています。広さは東京より狭く、回りやすいです。入場者は中国本土からの観光客を中心に多いんですが、小さな子供連れが多いので、大人が乗るアトラクションは意外と空いています。基本的な作りは東京と似ていますが、ビッグサンダー・マウンテン・レイルロードに相当する乗り物は、前進だけでなく、逆走するおまけがついていたり、ちょっとした部分でアレンジが違います。ジャングル・クルーズは広東語、北京語、英語の三種類のガイドがあって、英語の列は比較的空いています。
香港は、格安航空券だと日によっては往復2万円しないで行けます。深夜便を使えば週末を丸々使って仕事を休まずに行けるので、ボクは飲茶を食べに毎年1、2回訪れています。香港ディズニーは空港の近くにあるので、閉園まで楽しんでそのまま空港に直行することもできます。 誰か一緒に行きませんか?