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じょーふなのどゆソン I sing the body electric 2024/3/11 #159 24-10

今週は卒業シーズンということで、ボクの大好きな曲をご紹介します。今まで通っていた学校を卒業して新しい世界に羽ばたいていく若者の意気込みを表した、昭和の熱血おじさんには垂涎の歌を新しい世界に羽ばたいていく若者に送りたいと思います。だいたいこの曲を聞くとボクは泣きます。今も涙を浮かべながらこの原稿を書いてます。

1980年、アイリーン・キャラ主演の映画Fameのエンディングの曲です。まだ電気がそんなに普及していない19世紀の詩人の同タイトル(I sing the body electric)の作品からインスパイアされて作られた、歌詞も含めてオリジナルの曲です。

舞台はニューヨーク・マンハッタンのタイムズスクエアにほど近い46丁目に当時実在した芸術高校。成功を夢に胸を膨らませて集まる未来のパフォーミングアーティストの卵たち。しかしそう簡単に行くわけでは無くて、さまざまな困難、失敗、挫折を乗り越えて、ようやく卒業式を迎えます。その卒業式に卒業生が全員で演じる希望に満ち溢れた曲です。

Body electricは身体に電流が走るような衝撃、「ゾクゾク」、「ワクワク」、「武者震い」を意味します。

そして、And in time, and in timeと何度も出てきます。In timeは「いつか」という意味ですが何度も繰り返されることで必ず成し遂げてやるという決心を表しています。何を成し遂げるって、we will all be the stars。スターになってやる!ってことです。

ボクはこの言葉でギャン泣きです。

~~~~~~~

(女声)この胸の高鳴りを聞いて欲しいのよ!

まだ見ない未来の私に祝杯をあげたいの

そして未来の自分が太陽と光り輝くことに乾杯するのさ

金星を見下ろし、火星も見下ろし、

天高く何万もの星とともに力強く輝くの

いつか、いつかきっと、私たち、みんなそういうスターになってみせるわ!

(男声)この胸の高鳴りを聞いて欲しいんだ!

ボクは今光り輝いて生まれ変わった

自分の未来を自分自身で切り開いて

世界をボクのステージにするんだ

金星と歌を歌い、火星と音楽を奏でる、

天高く何万もの星とともに力強く輝くんだ!

いつか、いつかきっと、ボクらはみんなそんなスターになってやる!

ボクたちは世界に君臨するエンペラーさ

いつか、いつか必ず

この震えをどう伝えようか?

まだ見ない未来の私に祝杯をあげたいの

そして未来の自分が太陽と光り輝くことに乾杯するのさ

金星を見下ろし、火星も見下ろし、

天高く何万もの星とともに力強く輝くの

いつか、いつかきっと、

いつか、いつか必ず

私たち、みんなそういうスターになってやるんだ!

~~~~~~~

多分この放送を聞きながら、ボクは泣いてます。実況をムーちゃんにメッセージします。

二つの意味で心に刺さるんですよねぇ。一つはボク自身が若い頃はこんな風に思っていたからです。今でも世界征服の夢は諦めていませんが、現役として働いているとき、あんなにも強い思い出目指していたのに、世界一には届かなかったなぁっていう悔しい気持ち。

もう一つは、塾で教えていて、今まさにこれから世界に羽ばたこうとしている若者たちに、おじいちゃん目線で、柔道で世界一になるとか、建築家になってすんごい建物を作っちゃったりしてとか、そんな夢をいつまでも熱く持ち続けて欲しいからです。

目標を達成するためには二つの要素が必要です。「気持ち」と「能力」です。能力をどこまで伸ばせるか、発揮できるかは「気持ち」によって決まります。この気持ちを、「いつか、いつかきっと、いつか必ず」と思い続けることって意外と大変で、挫折したり、サボったり、いつの間にか、「やっぱりいいか」と熱量が下がってしまうことって大人のみなさんは思い当たるでしょ?若者はまだそれを知りません。だからこの歌を深く胸に刻んでこれからの困難や苦労を乗り越えて欲しいと思います。

アメリカでは卒業式のことをgraduation ceremony(グラジュエーション・セレモニー)というほかに、commencement(コメンスメント)とも言います。むしろコメンスメントの方が一般的です。コメンスとは「始まる」という意味で、人生の節目に、前を向いた方に視点を置いた言い方です。

映画のようなスターを目指すわけではないにしても、人はそれぞれみんな誰でも自分の人生の主演です。自分の目指すところに向かって、夢を叶えられれば、それがその人にとってのスターだと思います。卒業おめでとうございます。ここはスタートです。がんばれ!

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